ソリューション
Artisantechは、クライアントのエネルギー監視・管理システムの新しいサーバーとしてQNAP TVS-471を使用しました。このシステムは、さまざまなエネルギーデバイスの監視および管理を行ったり、IoTアプリを構築したりするためのQNAP専用のIoTプライベートクラウド開発キットのQIoT Suite Liteを搭載しています。TVS-471はIntel® Haswellプロセッサを搭載し、SATA 6Gb/sドライブおよび10GbEネットワークをサポートしています。これにより、リソースを要求するタスクやアプリケーションのスムーズな運営が可能になり、強力で、信頼性が高く、そしてスケーラブルなNASソリューションを確立することができます。
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IoTアプリケーションを展開するためのQIoT Suite Lite
TVS-471はQIoT Suite Liteをサポートしており、IoTサービスを展開するためのデバイスゲートウェイ、ルールエンジン、およびダッシュボードツールの柔軟な使用が可能になります。
QIoT Suite Liteは、複数の通信プロトコル(MQTT、HTTP、CoAPなど)をサポートしています。また、教育センターのさまざまなエネルギーデバイスによって生成されたデータをデバイスのゲートウェイに伝送するIoTセンサーと統合されています。このデータは、Node-REDルールエンジンから解釈および処理されます。最終的には、各エネルギーデバイスの解析結果とステータスは、データダッシュボードにおいて画像形式で示され、センタースタッフによるリアルタイム監視および管理を行えるようにします。
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HDMI出力は、一目ですべての情報を示すことができます
TVS-471は、QNAP独自のQvPCテクノロジーをサポートしており、NAS上に保存されているデータをHDMIディスプレイに出力します。これにより、センターのガイドが各デバイスのデータと解析結果を示すことができ、エネルギー教育の取り組みの一環としてビジターにエネルギーの使用について説明できます。
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重要なIoTデータは、大容量のストレージに保存されます
TVS-471は4台の内部ハードドライブをサポートしており、さらにQNAPの高効率SASストレージ拡張デバイスに接続することで、QIoT Suite Liteによって収集されたデータに対応できる大容量ストレージセンターを作成できます。
結果
Artisantechは強力なTVS-471をクライアントのエネルギー監視・管理システムに導入しました。また、マシン内でQNAP NASの安全なコンピューティングプラットフォームとストレージ容量を利用して、独自の高効率なIoTアプリケーションを最もコスト効率の良い方法で作成することができます。
ArtisantechのシニアプロジェクトマネージャーLu Yunwen氏は、「クライアントは、QNAP IoTプライベートクラウドプラットフォームソリューションに非常に満足しているようです。その理由は、これまで以上に効率よく、エネルギーデバイスの利用および管理を行うことができるようになったためです。リアルタイムの監視を行えるようになっただけでなく、ビジターに対する設備のプレゼンテーションにこのデータを組み込むことができ、より興味深く、教育的にも優れたプレゼンテーションを行えるようになりました」と述べています。